疲労と疲れ

疲れ目との違いとは

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現在ではほとんどの職場にパソコンが導入され、1日の大半の時間をモニター画面の前で過ごすという人が増えています。またオフタイムにも携帯電話やスマートホンの液晶画面を長時間眺める機会が多くなっています。こうした状況に伴い、近年では眼精疲労を訴える人の数も増加しています。 眼精疲労とは、簡単に言えば疲れ目が重症化したものということになります。目を酷使すると誰でも目がかすんだり痛みを感じたりするものですが、程度が軽ければ十分な睡眠をとることで翌日には回復します。これが疲れ目です。眼精疲労はこれが回復しないほどの重い状態をいいます。頭痛や嘔吐などを伴うこともあります。 眼精疲労の改善には、生活習慣に気を配る必要があります。また、目の機能を高めるのに役立つ成分が配合された栄養補助食品などを利用するのも有効です。

栄養補給と生活習慣で改善を

眼精疲労に効く成分として広く知られているのが、ルテインとアントシアニンです。 ルテインは抗酸化物質の1つで、網膜黄斑部と水晶体に存在します。光の刺激を受けて活性酸素が活発化し、目の細胞を弱体化させるのを防ぎます。一方のアントシアニンには、視覚情報を脳に伝達する際に重要な働きをするロドプシンという物質の合成を促す作用があります。 こうした成分が目を酷使することによって不足しがちになることが、眼精疲労の一因となります。したがってサプリメントなどでこれらの成分を補給することが症状の改善に役立つことになります。 ただ注意すべきなのは、眼精疲労の根本的な原因はあくまでも目の使い過ぎそれ自体にあるということです。パソコン作業中は定期的に休息をとる、目が疲れてきたと感じたらマッサージをするといった習慣をつけることは、予防・改善のためには非常に重要です。